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絶滅危惧種ハッチョウトンボ

第二上田小学校エコクラブ (新潟県)

活動日：

2017年06月16日

実施場所：

南魚沼市内

参加メンバー＆サポーター数：

25人

活動の分野：

自然・生物多様性

SDGs：

活動内容

6月10日の学校土曜開放日と16日の4年総合学習で、ハッチョウトンボの見学に行きました。1アールほどの湿地に10日は6匹、16日は3匹観察できました。地域の守っている方が解説をしてくれました。体長２～３センチの日本一小さなトンボです。ちなみによく見られるアジアイトトンボは３～４センチのようです。写真はメスです。オスは赤いです。

参加者のようす

生まれて初めてみる人ばかりで、こんなに小さいんだと驚いていました。また、限られた一握りの生息地に希少さを感じました。

感想・気づいたこと・考えたこと

草丈が20～30センチの湿地にしかいないそうです。外敵からの隠れやすさ、エサの採れる高さなのかと思いました。ちなみに１０日は捕食者のシオカラトンボが１０メートルほど離れた池に７匹ほど飛んでいました。

その他

新潟県は希少種指定はされていませんが都道府県によっては絶滅危惧種に指定されています。限られた生息地にしか生きられないハッチョウトンボがいつまでも棲める地域でありたいです。

: 上田小学校エコクラブのみんな、報告ありがとう！
ハッチョウトンボは、世界的にみても小さなトンボですね。上田小学校エコクラブのみんなが観察したような湿地に生息しています。
このような湿地は、ちょっとしたことで、環境が変化してしまいます。ですから、絶滅の恐れのある種に選定されている生き物がいる地域が全国的にもたくさんあります。
私は、生きたハッチョウトンボを見たのは数えるほどしかありません。学校で見学会が行われたのは、地域にそのような生きものがいることを知ってもらうためにも、とてもいい活動ですね。小学生のみんなが大人になっても、小さなトンボを守るという気持ちを持ちながら地域の環境を見守ってくれるに違いありません。「小さなトンボ」ですが、自然を見る「大きな経験」ができたと思います＾＾
次の報告はなにか、楽しみに待っています。