活動レポート

活動レポート

2016サケレンジャー

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2016年12月04日

実施場所:

水戸市中央町

参加メンバー&サポーター数:

75人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

12月というのに、とても暖かい行楽日和の中で、逆川こどもエコクラブのサケレンジャーが行われました。なぜ?サケレンジャーと言うのか?11月に桜川にサケが遡上して産卵した卵を保護する活動です。では、なぜ、保護するのか?それは、水戸の駅南を流れる桜川の水位が変動するからです。桜川の下流にはラバーでできた5.5mの堰があり、サケが遡上する11月に、下げられます。なので、サケは流れがある砂利に卵を産んでいくのです。しかし、この堰は、市内の水路に水を入れるために作られていますので、水路の水がなくなったり、汚れたりした場合に上げられます。すると、水深が数メートルに上がり、流れもなくなって、卵も仔魚も死んでしまうのです。クラブでは、流れが止まってしまう箇所のサケの卵を採取し、育てて放流する活動を平成18年から実施しております。

参加者のようす

2グループに分かれ、1列に並びます。その上流でサポーターが卵を掘り起こします。メンバーは流れてくる卵を下流でキャッチするしくみです。
今回の成果は、受精卵とみられる卵が60個,、未受精卵は約500個でした。
2時間半、夢中で掘り起こした成果です。

感想・気づいたこと・考えたこと

60個の受精卵を容器に移し、酸素の出る石を入れて完了です。持ち帰りを希望するメンバーに2~3個の卵を入れました。後は、どれだけ稚魚になれるかですので、日陰において今日から飼育がスタートとなりました。ありがとうございます。

逆川子どもエコクラブのみなさん、こんにちは!
サクラ川のサケの保護、お疲れ様!せっかくサケが生んだ卵が、人間の活動でダメになるのですね。それをみなさんが守って育ててくれるのは素晴らしいことですね。
2時間ガンバって受精卵が60個、受精してない卵が500個ですか・・・受精してないた卵が多いとはサケも大変ですね。そのために北海道などでは人工的に採卵して、受精させその卵を人工で孵化して放流して資源を確保しているのですね。
自然を壊すのも人間、守るのも人間ですね。みなさん、これからもガンバッてください。期待しています!
また、サケの育ち具合を報告してくださいね。楽しみに待っています♪
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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