粟島にこにこクラブ (新潟県)
1回目の観察会からちょうど一ヶ月たって、ヒナがどのくらい大きくなっているかを調べるために、研究員の調査に同行させてもらいました。
前回測定したときは290gだったヒナが、今回は610gとなんと2倍以上に成長しているのにビックリしました。しかもその重さは、親のお父さん鳥の重さより重いのだそうです。でもまだ、羽はふわふわの羽毛でした。
研究員さんの話を真剣に聞き、調査の方法(ヒナを袋に入れてばねばかりで測定したり、くちばしの長さや頭からくちばしの先までノギスを使って測定することなど)を興味深く見守っていました。最後に、翼を広げた長さを知りたいという子どもの質問に対して、メジャーを使って測るのを手伝わせていただくことも出来ました。
羽を広げた長さのことを翼開長といい、体の中心から片方の翼を広げて長さを測ったら41cmあったので、このヒナの翼開長は82cmだという事が分かりました。親鳥が、雛のえさをとりにいくために、遠く北海道の方まで3000kmも往復することや寿命が40歳だと聞き、ビックリしていました。
あと1ヶ月もすると、南方へ旅立っていくオオミズナギドリです。また10月下旬にも3回目の観察会を実施したいと思いました。ふわふわの羽毛は多分もう見られないことでしょう。
粟島にこにこクラブ(新潟県)
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