活動レポート

活動レポート

スナヤツメがやってきた!

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2016年07月20日

実施場所:

クラブ部室

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

顧問のF先生がスナヤツメを持ち帰り、みんな初めてみるその姿にビックリしました。F先生が鳥取の友人宅を訪ねた帰り、水田横の水路で捕ったそうです。「もしかしたらいるかも…」と、勘がはたらき、底泥をかき混ぜるとスナヤツメのアンモシーテス幼生が入ったとのこと。F先生は時々こういうことがあるので、ずるいです。今年の学園祭で、是非とも展示したかった「ウナギに似て非なる魚」の一種。私達が活動している広島県南東部には分布していない魚(厳密には魚ではありませんが)だけにみんなで喜びました。

参加者のようす

魚とは思えないその姿に少し気味の悪い印象を抱いた者が多く出ました。観察しているとあっという間に砂に潜ってしまい、あっけないお披露目となりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

聞けば、採集したのは、海まで数kmしかないにも関わらず、山が迫っているため、西日本の上流域を代表するコイ科魚のタカハヤが分布しており、清澄な水がとうとうと流れているような場所だそうです。福山市でも芦田川支流では似たような環境がありますがスナヤツメは分布していません。どうしていないのでしょうか?

その他

スナヤツメは一生を淡水で過ごすヤツメウナギの一種です。一生の大半は、目が無く、ロート状の口をしたアンモシーテス幼生と呼ばれる姿で砂泥中で生活しています。口は開きっぱなしであごがなく、厳密には魚類(顎口類)ではなく、円口類と呼ばれる別のグループの脊椎動物です。

盈進中学高等学校 環境科学研究部のみなさん、報告ありがとう!
顧問の先生が、喜んでいるようすがよく分かりました。全国的に数が少なくなっている種なので、喜ぶのも仕方がないでしょうか^^
レッドデータに掲載される種ですから、大事に育てて、さまざまな研究や啓発活動をおこってほしいと思います。
スナヤツメは、生きものの分類をおこなう際も、進化を学習する際も、おもしろい話題を提供してくれると思います。これから、どんな活動をおこなうのか楽しみにしています。次の報告、私も楽しみにまってます。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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