もとぶ元気村エコクラブ (沖縄県)
今回は「漂流物から知る地球」をテーマにビーチのゴミ拾いを行った。ゴミがどこから流れてきていて、どんな種類のゴミがあるのかを調査した。ゴミ拾いはゲーム形式で行い、野生動物に危害を及ぼす可能性が高い順に各ゴミに点数をつけ、チームで得点を競った。
蛍光灯、豆電球、ライター、釣り針、さらに医療器具まで、野生動物に危害を及ぼすであろうゴミがたくさん漂着していることに子供たちは驚いていた。さらに、ペットボトルに限定して、どこの国のものかを調べた結果、日本・中国・台湾・韓国・アメリカ・ヨーロッパのものがあり、「こんな遠い国から来てるんだ」と関心していた。中でも、中国のものが圧倒的に多く、全体の7~8割を占めていた。続いて日本・韓国が多かった。
漂着物を運ぶ最も大きな要因は海流であり、日本・中国・韓国のごみは3~4年かけて太平洋を一周して沖縄に漂着する。私たち人間が出すゴミが長い間海に放置され野生動物を危険にさらし、また他国に住む人々の場所を汚している。この現状がすぐ目の前に広がっていることを今回の活動を通して少しでも気づいてくれたのではないかと感じた。
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)