活動レポート

活動レポート

神戸市と協働でアカミミガメの防除2日目

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年06月04日

実施場所:

神戸市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

14人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

きのうしかけた8個のカメのしかけには、クサガメ22匹、アカミミガメ3匹、ニホンイシガメ1匹、スッポン1匹が入っていました。アカミミガメ3匹を駆除することができてよかったです。きょうは、神戸市自然環境共生課のかたたちや須磨海浜水族園のかたたちといっしょに活動をしました。須磨海浜水族園のかたに、きょうとれた4種類のカメの特ちょうや見わけかたを教えてもらいました。引き上げた8個のカゴを、あしたのためにまたしかけました。

参加者のようす

アカミミガメの防除のあとで、明石川支川の伊川で調査をしました。1時間30分で、ボラの幼魚28匹、ウナギの幼魚16匹、オオクチバスの幼魚9匹、ブルーギルの幼魚3匹、スズキの幼魚7匹、オイカワ4匹、ヨシノボリ2匹、ゴクラクハゼ1匹、イロゴイ(改良品種)1匹、モクズガニ9匹、スジエビ8匹、ヒラテテナガエビ2匹、ハグロトンボの幼虫8匹、ガガンボの幼虫2匹、アカミミガメ3匹、クサガメ3匹がとれました。たくさんとれて、みんなうれしそうでした。オオクチバスとブルーギルとイロゴイとアカミミガメは駆除をして、ほかはぜんぶリリースしました。わたしとHMさんは、川のゴミ拾いもしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

私はこの活動でも、ゴミひろいをしました。すごくゴミがあったので、びっくりしました。川には本当にゴミをすててほしくないと思います。これからも、少しずつ少しずつ一人ひとりが意しきして、ゴミをすててしまったら気づいて、ひろってほしいと思います。

その他

報告担当IS(小5)

みなさんの活動はいろいろな分野に広がっていますが、主に川など水に関わる活動が多いと思います。
みなさんは人と川のかかわりの歴史を調べたことがありますか。私はそこにきょう味があって地域のお年よりの方にインタビューしたことがあります。見ず知らずの者が話しかけると、多くの方がけげんな顔をします。しかし「子どものころ、川でどんな遊びをしたか」「どんな魚が取れたか」を聞くとたいていの人が、なつかしそうに答えてくれます。
地域によって魚のよび方もちがってくるのがおもしろいですね。みなさんは調べたことはありますか?私のすむ地域の多摩川の支流でも昔は大きなウナギをつかまえたと話してくれた方が何人もいました。今回のみなさんのレポートでもウナギがいましたね。
米作りの季節に多摩川に堰(せき)を作って農業用水として流した水路では、水に入ると流れが背中を押してくれて、自分が行きたい目的地まで楽にいくことができたと なつかしそうに話してくれた方の顔が今でも目にうかんできます。昔はそれだけ川が身近な遊び場だったのですね。
(3日目に続く)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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