大津こども環境探偵団 (滋賀県)
結団式では、第27期大津こども環境探偵団員としての自覚を持ってもらえるように、大津市から団員証や探偵団グッズの授与を行いました。
次に「里山探偵」として、午前中の講義では森の中の植物や動物、虫などの生き物や里山について学習しました。これから実際に里山に入って体感することに対し、団員達もわくわくしている様子でした。
講義後、講師とともに龍谷大学近隣の龍谷の森に入り、お題のものを探す森のビンゴをしながら観察をしました。かぶれる木の種類を教えてもらったり、狸の糞の跡に芽が出ていたり、伐採した木の萌芽更新の様子を見たりと、団員達にとっては新鮮なことで溢れているようでした。
その後里山を歩き回った団員からは、疲れたという声もあったものの、自然に一杯触れることが出来て嬉しかったという声を多く聞き、素敵な体験ができたようです。
結団式では、初めて会った団員が殆どということで緊張している様子でしたが、その後皆で昼食を食べ、里山に入っていく内に緊張も解れて和気藹々とした雰囲気になっていました。
また団員達は普段身近ではない里山の自然を、五感を使って感じとっている様子でした。たとえば、風の音を聞こうと息を潜めてみたり、モリアオガエルの卵を見つけたり、シダの葉を飛ばしてみたり、木を触って虫の通り道を探してみたりと、発見と驚きに満ちていました。
また、バイオトイレや人工の水場にいる動物の写真や虫を見て、人間と共生する里山について楽しみながら学習しているようでした。
反対に楽しいことだけでなく、ガガンボという虫の多さに驚いて怖がっている団員もいましたが、里山には自分達が知っていた以上に多くの生き物がいることを体感している様子が伺えました。
<団員の感想>
・自然が減ってきている。
・狸はトイレを作っているということや、沢山の鳥がいたり、枯れ葉で肥料が作れるなんて知りませんでした。
・里山がこんなに自然に溢れているということが分かった。
・自然をもっと守りたいと思った。
大津こども環境探偵団(滋賀県)
大津こども環境探偵団(滋賀県)
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