第二上田小学校エコクラブ (新潟県)
全校児童68名を8つの縦割り班(学年混合班)にしてバスで分校跡地のある清水に行き、学校までの帰り道の7キロを歩きました。
道中で「上田の宝」を探しながら歩き、気に入ったところを写真に撮りました。写真はサントリー基金で購入した8台のデジカメを各班で使いました。
全員が1枚以上、上田の宝を見つけました。1年生も見つけ、6年生に撮ってもらいました。宝には紫の花を付けたノゲシやガクアジサイ、キリギリスやクルマバッタの幼生、ニホンカワトンボやハグロトンボ、水草のバイカモの白い花などの自然物を撮りました。写真は交尾しているシジミチョウです。また、砂防ダムからの川の流れや山の宿の看板や部屋の中にあるいろりなどの人工物も撮っていました。
歩き遠足で上田の宝探しを始めて2年目になります。道中でそれぞれ関心のあるのを見つけては足を止め、観察していました。中にはイノシシの糞、赤い30cmくらいのヘビの死骸などもありました。
かにさわのビオトープ裏の森林の観察もしました。キツツキの中がつっついた木があったり、リスがわったオニグルミの殻もありました。カモシカを見た児童や保護者もいて興奮していました。
清水分校の歴史や自然観察の講師が3名、保護者のボランティアが6名来てくださいました。ある野鳥は子育てに虫を12万匹運ぶこと、それだけえさが必要であり、えさの住める自然があること、野鳥がえさを食べないと虫だらけになって植物が食べ尽くされることなどを教えてもらいました。
第二上田小学校エコクラブ(新潟県)
第二上田小学校エコクラブ(新潟県)
第二上田小学校エコクラブ(新潟県)
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