活動レポート

活動レポート

アユの人工受精体験

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年11月08日

実施場所:

たつの市 揖保川漁協あゆ・赤ちゃんセンター

参加メンバー&サポーター数:

10人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

あゆ赤ちゃんセンターで、揖保川漁協やあゆセンターのかたちに教えてもらいながらアユの人工受精の体験をしました。大きくふくらんだアユのメスのおなかを押して、容器にたまごをしぼり出して、次はアユのオスのおなかをおして、たまごの上に精子をしぼり出したあと、鳥のはねで、たまごと精子をよくかきまぜて受精をさせました。あゆのたまごから、生まれれて、3日目のアユを見ることが、できたし、たくさんのアユの親魚を放流しました。

参加者のようす

受精させたたまごを水が入った大きなバケツにスプーンで入れて、ナイロンのネットで、かきまぜるとあっという間にたまごが、ネットにくっついてきて、とってもおどろきました。アユのたまごの表面には付着膜があるので、たまごが何か物にさわると付着するせいしつがあります。水の中で、ネットをかきまぜていると、わたしの手にまでもたまごがくっついてきました。たまごと精子を鳥のはねで、かきまぜるのは、鳥のはねは、水をはじくから一番いいと、センターのかたに教えてもらいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

アユのメスのおなかを押して、たまごをしぼり出すときにとても緊張しました。わたしのじゅんばんが近づいてきて、すごくどきどきしました。おなかの大きな元気なアユのメスをタオルでそっとつつんで頭のほうから、しりびれに向かって、ゆっくりと押していきました。小さくて、きれいなたまごがいっぱい出てきて、ほっと安心しました。すごい体験をさせてもらいました。あゆセンターの人にいただいた、この、人工受精したたまごは、学校で大切に育てます。人工受精したたまごからうまれて、3日たったアユの赤ちゃんを見せていただいて、とても小さくて、かわいかったです。

その他

報告担当:IR(小4)

玉一アクアリウムのみんなへ、そしてIRさんへ
今回はアユの人工授精に挑戦したんだね^^作業の様子が報告の文章からも伝わってきて、まるで私もその場にいるような気持ちになれました^^
いきものはみんな、生きて子どもを残すために敵から身を守ったり、生きていく環境にえいきょうを受けて、数が減ったりすることもあるんだ。
その中で、みんなが挑戦した人工授精は、新しい生命の誕生をお手伝いできた、とても貴重な体験だったね^^
ぜひ人工授精したアユの成長も報告してくれるとうれしいです^^
みなさんからの次回の報告も、楽しみにしています★
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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