

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
今度は、金属・ガラス・生ゴミなどを処理する工場を見学させていただきました。金属を種類ごとに分別するだけでなく、ガラスびんなども色別に分別していました。また、生ゴミは微生物の力で分解させ、有機肥料として再生させていました。なんとゴミとして出されるすべてのうち95%は再び利用できる有価物できるそうです。残りの5%は埋め立てるそうです。
その後パソコンの解体と部品の分別体験。そしてこの仕事のやりがいなど、お話を聞かせていただきました。
工場に「見学の方が来られています。よろしくお願いします。」というアナウンスが流れていました。作業をしているすべての方々が、気持ちのいい挨拶をしてくださいます。あらゆるゴミが、整然と分けられています。生ゴミも段階を追って肥料になることがよく分かります。手を突っ込むととても温かく、腐った臭いもありません。驚きばかりでした。
パソコンの解体も一人1台以上準備して下さっていて、夢中になって分解していました。どの部品をどこに分別するのかも分かるようになりテキパキ活動していました。
1.ゴミの殆どは再び利用できる価値あるものだ、と分かり感動しました。
2.工場見学をきっかけに、この会社へ就職した方のお話もすてきでした。
3.パソコンの中身は基本的によく似ていて、解体すれば再利用できることも分かりました。
4.何より「感謝の心」や「底辺に優しさ」が流れている会社の見学は、子どもたちの心へしっかり届くこと、そして帰りのバスでの目の色がすっかり変わっていたことに感動しました。
仙台工場でのお話も聞かせていただきました。震災時、幸いなことに工場は大きな被害はなく、電気が普及するとともにフル稼動させていったそうです。みんな夢中で作業をしたそうです。昼はがれき集め、電気を比較的使わない夜に分別作業をしていったそうです。今でも24時間体制は変えずに続けているとのことでした。「ありがとう!」という言葉が何にも代えがたい「やりがい」とおっしゃっていました。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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