盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
部員と希望者をつのって、オガワエコノスという会社の産廃処理工場を見学しに出かけました。雨が降りしきる中、到着したバスへ担当の方がかけよってきて「傘はいりません。こちらで見学しやすいよう透明な傘を用意しています。」とのこと。早速準備して下さっていたヘルメット・マスク・ワイヤレスイヤホン(説明の聞きとり用)を装着し、まずは紙・プラスチックゴミの処理工場を見させてもらいました。
ゴミ処理のための作業で時々大きな音がしたり、作業車が行きかう中でも、担当の方の声もしっかり聞こえ、説明も分かりやすく、みんな集中して見学できました。一日に扱うゴミの量や、リサイクル・リユース・リデュースするための分別の細かさなどに驚くとともに、分別しにくく出されたゴミを1つ1つ手作業で分けていく様子に驚いていました。
1.紙は、例えばチラシと新聞紙と雑誌は分別され、1トンごとにまとめられていくこと。
2.プラスチックも同様に分別され、化学繊維やパッケージなど容器の材料になったりしていくこと。
3.分別しにくい場合は、紙:プラスチック=2:3の割合で加工してRPFにしていくこと。RPFは石炭と同じくらいの燃料として再利用できること。
4.それらの作業を機械だけで行うのではなく、必ず人の手で確認作業をしていること。
次の工場へ移動するのに徒歩を予定していたのですが、透明な傘を借りたまま、バスで移動できました。担当の方がバスを工場の駐車場で待機するように指示して下さっていたのです。
おもてなしの心の行き届いた対応に感激しつつ次の工場へ移動しました。
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