盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
春にアサザの生息を確認したため池にOサポは何度か通い、またいくつかの発見と問題点を見つけてきました。
発見とは、「マミズクラゲが生息している」ということです。私たちの街にあるため池で、この淡水にすむ小さなクラゲが見つかることはほとんどありません。
Oサポからの報告を受けて、今回は中学部員だけで観察に出かけました。
日がのぼるにつれて、プランクトンを食べるためか水面近くに上がってくる3cmほどのマミズクラゲのようすをじっと見ていました。どうも逆さになって上下運動を繰り返しているみたいでした。タモ網ですくうと触手がちぎれてしまうため、バケツでそっと水ごとすくい、観察ケースに入れてじっくり見ることにしました。近い将来、このため池からもいなくなるんだろうなとOサポが言っていました。
1.このため池にだけマミズクラゲやアサザが生息する理由はよく分からないけれど、この2種に限らず、在来の魚類などが多様に棲んでいることと関係していることは間違いないと思う。
2.調べてみると、マミズクラゲの触手には少し毒があると書いてあった。Oサポが「誰か指つっこんでみ!」と誘っていたが、部員はみんな無視することにした。当たり前である。
次の報告で、このため池のかかえる問題点について書きたいと思います。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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