活動レポート

活動レポート

マミズクラゲ観察会

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2015年10月24日

実施場所:

福山市のため池

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

 春にアサザの生息を確認したため池にOサポは何度か通い、またいくつかの発見と問題点を見つけてきました。
 発見とは、「マミズクラゲが生息している」ということです。私たちの街にあるため池で、この淡水にすむ小さなクラゲが見つかることはほとんどありません。
 Oサポからの報告を受けて、今回は中学部員だけで観察に出かけました。

参加者のようす

 日がのぼるにつれて、プランクトンを食べるためか水面近くに上がってくる3cmほどのマミズクラゲのようすをじっと見ていました。どうも逆さになって上下運動を繰り返しているみたいでした。タモ網ですくうと触手がちぎれてしまうため、バケツでそっと水ごとすくい、観察ケースに入れてじっくり見ることにしました。近い将来、このため池からもいなくなるんだろうなとOサポが言っていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

1.このため池にだけマミズクラゲやアサザが生息する理由はよく分からないけれど、この2種に限らず、在来の魚類などが多様に棲んでいることと関係していることは間違いないと思う。
2.調べてみると、マミズクラゲの触手には少し毒があると書いてあった。Oサポが「誰か指つっこんでみ!」と誘っていたが、部員はみんな無視することにした。当たり前である。

その他

 次の報告で、このため池のかかえる問題点について書きたいと思います。

盈進中学高等学校 環境科学研究部のみなさん、こんにちは。
30年近くスイゲンゼニタナゴの保護活動を中心とした環境保全活動を続けているというのは素晴らしいことですね。心無い人の魚の密漁は残念ですが、地域の方々の理解は確実に広がっていると思います。
ため池をはじめとした淡水域でも昔はクロメダカやゲンゴロウなどたくさんの種類の生き物を観察することができましたが、今ではほとんどの場所で絶滅してしまい、東京ではアメリカザリガニさえ見つけることがむずかしくなってきました。
福山市内のため池にマミズクラゲが生息しているのを見つけるなんて、大発見ですね。水族館の水槽で幻想的なクラゲの姿に見とれたことがありますが、身近に住むマミズクラゲが優雅に動く姿はとても美しかったのではないでしょうか。
ヘドロにまみれる調査や保全活動はとってもきついと思いますが、貴重な命を守る活動をこれからもぜひ続けてくださいね。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

412 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

クラブ写真

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧