みどりのゆび (富山県)
初めて壁新聞を制作しました。
ガムとり報告書のときと同じくほかのクラブさんの新聞を参考にしました。
教科書も、作り方もわからないなかでの制作でした。
体調やスケジュールの調整がつかず、少しおくれての提出でした。
しかし力を尽くしました。一枚が精いっぱいでした。
ひたすらイラストを描きこみました。生きているような杉の木や生きものたちを描きこみました。
新聞よりも絵だけのほうが楽というくらい、絵を描くのが好きな子ども達。
生きものや、ヘビや、取り組んでいる、薪だけの暖房のことなど描くときにおもしろくなったようす。子どもたちは喜んで取り組んでいました。
マーカーやイラスト、文のレイアウトで自由に作れる紙面にわくわしながらついに完成することができました。
長くテーブルのうえにあった課題の新聞が提出を終えて、晴れてテーブルでの食事が、半月ぶりに復活しました。それまでちゃぶ台で食事していたのです。
とりもなおさず、声をかけてくださったとやま環境財団や北日本新聞の方々に、ご恩を返しました。
言われなかったらやらなかったでしょう。
大変だ、としり込みしていました。夏のエコ日記が
ほんとうに大変だったからです。
そのときよりも精神的にはとても楽に作業が進められました。一年が過ぎて「みどりのゆび」としてのきずなができたと感じます。
提出の前の晩、最後の記事のペン入れをしたら完成、というところまで来て、テーブルいっぱいに広がる新聞をまえに悠鯉樺がいいました。
「わたしたち、よく笑うようになったよね」
滑川で、エコキッズとして登録して活動をはじめ一年。もっとも大きな成果は、このことだと子どもに教えられました。
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)