みどりのゆび (富山県)
悠鯉樺のかいた、環境日記より。
「わたしの家では、ペットボトルを水とうがわりにしています。学校やでかけるときもそうします。夏や、あつい日はれいとうこでこうらせます。わたしは、ペットボトルなら水とうよりもかるくていいな、と思います。お母さんは
「よごれたな、と思ったらリサイクルセンターにだせばいいもんね」
といっていました。ペットボトルはのむ分りょうがちょうどよいのでお茶ものこさず全部のめていいと思いました。それに何度もくり返し使えます。」
夏のあついとき、凍らせたドリンク入りのペットボトルはどこでもこどもたちには素晴らしいごほうびでした。
そしてホールダ―にいれておけば数時間は楽しめます。こおった状態からみぞれの状態までの変化をたのしムことができました。
そしてほかのこどもたちもそれを見て、あれ、いいな!とやってみたそうでした。
寒くなってくると、熱くないお茶を入れてでかけて
出先でのみごろになるので、あたたかいドリンクを
楽しんでいます。
おかげでどこへいくときにもそれぞれのホールダ―でじぶんの飲み物を、じぶんで責任もって運ぶということが習慣づけられました。
循環する資源のある一時期、ペットボトルはわたしたちのところで、とても貴重な役割を果たしてくれています。
心から「おかげさまで!」
と感謝している道具のひとつです。暑いかわいた日、
山のように、ファシリティーのない場所での活動のおりには、予備をもう一本。沢のあるところではおいしい水をくむために空にしてもう一本。
ペットボトルの活躍はまだまだあります。
富士山の山頂では、日本一高いところの低い気圧の空気を持って帰るのに。
ペットボトルがペコっといってへこむのが、なんだか「お疲れさま!」と聞こえます。
ペットボトルのホルダーも、さらに軽量化されていて、ひもをひっかけるだけのものなども売られているそうです。最軽量はこれかなとおもいます。
また、飲み口を片手であけられるホールダ―もあります。
ボトルをリサイクルに出し、ふたは集めて市町村の福祉課へ。途上国のこどもたちの注射やワクチンとして生まれ変わります。
みどりのゆびのふたりはふたをいくつで注射を何本、と正確におぼえていて教えてくれました。
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
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