こどもエコクラブくしろ (北海道)
『こどもエコクラブくしろ』は環境庁(当時)のこどもエコ事業の呼びかけに賛同し、郷土にある釧路湿原国立公園や地域の身近な自然に直接触れ、自然と資源を大切にする心を育てる事を目的に平成8年(1996年)6月、釧根地方で最初に発足した「こどもエコクラブ」で小・中学生を中心に構成されています。
目的を達成させるため、自然環境に係る事物現象を私たち子どもの視点でとらえ、環境実践学習活動を積極的且つ継続的に、釧路湿原国立公園やその周辺において年間を通して実施しています。
写真:2000年度から取組んでいる特定外来生物ウチダザリガニの調査=只今計測中。
今年度のメンバー構成は、小学生10名です。
仲間と一緒に年齢や学年の壁を超え、教えたり教えられたりしながら郷土の自然と触れ合い、学びながら楽しく各種自然観察調査や特定外来生物調査防除など、さまざまなタイプのエコ活動に取組んでいます。
また、メンバーの保護者が子どもたちと一緒に活動に参加し、子と親が一つの目的で行動を共にして汗を流す微笑ましい場面が沢山見られています。
参加するメンバーが卒業して顔ぶれが入れ替わってもしっかりと活動が受け継がれ、その活動が継続し今日に至っています。
発足以来こどもエコクラブ全国事務局はじめ、当クラブの活動を支え支援して頂いた多くの団体、方々に厚く感謝とお礼申し上げます。
今後も仲間と一緒に郷土の自然を通してエコ活動を継続し、取組んで行きたいと思います。
北海道教育大学の調査で「昆虫採集やキャンプなど自然体験が豊富な児童生徒ほど理科好きで、観察力や学習能力が高い」と言う結果がでています。
こどもエコクラブくしろ(北海道)
こどもエコクラブくしろ(北海道)
こどもエコクラブくしろ(北海道)
こどもエコクラブくしろ(北海道)