第二上田小学校エコクラブ (新潟県)
全校64名が8グループの縦割り班に分かれて、往復7キロほどの道を歩きました。行き先は川辺の公園です。行きのコースはくじにより8コースにわかれました。自然に親しむことをねらい、上田の宝探し、ネイチャーサーチをしながら歩きました。また、空き缶などが落ちていれば拾いました。上田の宝探しでは、青い空、残雪、小さな滝、花、木のむろなどを見つけ、写真に撮りました。班ごとに4つほどに絞り、まとめました。ネイチャーサーチでは、①小さな生き物、②きれいな色、③自然の音について、見つけながら歩きました。①ツバメ、アメンボ、②田んぼの水面に映る山々、あぜ道に咲くアカツメクサ、③流れる水の音、小鳥の鳴き声などを見つけ記録しました。帰ってきてから班ごとに見つけたものをまとめました。お昼は、隣接する第一上田小(74名)と合流しました。2つの学校で同じ学年ごとに交流昼食をし、鬼ごっこなどをして交流を深めました。
昨年度は、少し長い距離を歩いたのもあり、6年生が1年生の荷物をもったり、手を引っ張りしていましたが、今回は、誰も荷物を持ってもらう人はいなく、最後まで自分の力で歩きました。各グループに6年生のリーダーが自動車にも気をつけるように声がけをし、腕時計を見ながら1年生のペースに合わせて歩いていました。自然の宝やネイチャーサーチでは、互いに声を出し合い、記録や写真のひとに声を掛けて、みんなで見ることができました。だれかが、「あの花きれいだね。」というと、みんなが足を止め、「ほんとだ。」と認め合う姿が多くありました。中には、虫刺され防止スプレーを班員のためにもってきて使っている6年生を見て感動しました。途中にあるハルジオンの花を爪ではじいて花火を上げるみたいにする遊びを子どもから教えてもらい大人も楽しめました。各グループにボランティア3名を含め大人が2名ずつ、つき安心して歩き遠足を行えました。
途中の休憩場所の神社では、数人の保護者が待っていました。そして、子どもの元気な様子を写真に撮り、他の保護者に送信していました。後日、送られてきた写真を見た保護者から「仕事で見に行けなかったけど、みんな楽しそうな様子で安心できました。」と聞かせてくれました。
昨年度まではタイムトライヤルを取り入れた遠足でしたが、「自然に親しむ」ねらいを達成するために企画を見直し、自然の宝探しとネイチャーサーチの2本柱で遠足をして子どもにも職員にも好評でした。
第二上田小学校エコクラブ(新潟県)
第二上田小学校エコクラブ(新潟県)
第二上田小学校エコクラブ(新潟県)
第二上田小学校エコクラブ(新潟県)