盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
僕たち、環境科学研究部は絶滅危惧種の魚を保護しています。その一環で生息保護地で20年以上産卵母貝調査を行っています。産卵母貝とは、この魚が卵を産む二枚貝のイシガイやマツカサガイのことを指します。産卵期を迎える前の3月に貝の種類と分布を調べるためにヘドロの中に手を突っ込み手探りで探します。貝を見つけたら、岸の上にいる先生に種類を報告します。先生はそれを地図に書き込み分布表を完成させます。先生はそれと同時進行で岸の上から手を休めている部員がいないか目をギラギラ光らせて監視しています。少しでも気を抜くと貝は見つかりません。そのため、この日は普段の倍、先生が怖くなります。
今年も市民の会の皆さんと合同で行いました。広島で一番魚とりが上手なYさんも子供(!)と一緒に駆けつけてきました。
二枚貝調査は部員が中心になって行いました。初めて参加する中学一年生はなかなか見つからずに苦戦していました。魚とりが上手な部員も貝を探すのは苦手だったりします。一時間半も探したためみんな腰が痛くなりヘトヘトでした。
まず、毎年協力してくださる福山市環境保全課にこの場を借りてお礼を申し上げます。
毎年取れる貝の量は変わりませんがマツカサガイとイシガイは減り気味です。
高校部長が報告しました。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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