みどりのゆび (富山県)
頼成山に来ました。
たくさんのカエルに会いに来ました。
雨がこのところよく降って、キノコも、カラ傘タケの仲間が、マイク見たいに大きくなっていました。
ヒヨドリ山のところで大きな大きなスズメバチが30ぴきくらいもナラ枯れしたコナラの幹にあつまって樹液を吸っていました。
すぐに一匹が偵察にやってきました。
イリヤは母の背中のザックに偵察のオオスズメバチが止まった瞬間、泣きました。かなり危険でしたが通過して、天狗山への尾根道をひた走り、カエルに出会って
気をとりなおしました。ヤマ赤ガエルでした。ヤマカガシの子蛇を見つけました。素早く逃げるところをつかまえました。
綿棒のケースに入れて、少し持って歩いてはなしてやりました。
トンボ池ではたくさんのトノサマガエルに出会いました。
見たこともないほど大きなトノサマガエルを初めて見ました。
全部で7キロ歩きました。ポールがあって、帰りの長い坂も頑張ることができました。
歩き終わってくるまに着いた途端に雨が降り始めました。
いきいきと自然に触れ合いました。
居彌いりやが、ヤマカガシのあかちゃんを目にも止まらない早さでつかまえたのに驚かされました。
大好きな両性類と爬虫類に会えたことが素晴らしい収獲。
そして、オオスズメバチがあんなに大きくて見た目も飛ぶ音も大変な迫力で、そして危険である、ということ。
駐車場のそばの森林研究所を出発するときに、たしかにナチュラリストの方がいて、いっしょにツアーで歩きませんか?と誘われました。
定期ツアーをしているのです。
定期ツアーを開催する季節ナラ、スズメバチの出没もわかっているのだから、時間の前に巡回して、どこに出ているかを把握することと、その日に危険個所を知らせることがいやしくも案内を業務として報酬を受けるものならば急務ではないだろうか?
強くそのことを感じました。
水辺も山尾根もすいていましたが、ひと組だけ歩いている方とすれ違いました。そのかたたちの歩いてきたところを通ると、もうそのあとはカエルがいませんでした。
そしてしばらくして、少し雨が降りました。同じ道を戻ってくるとカエル達が、ぴょこぴょこ飛び出してきました。
人が通るのをよく警戒して、しばらくは隠れているのだなあ、と感じ、またでてきたようすが愉快でした。
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
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