盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
午後から宮島水族館の方に案内していただき、干潟の生き物調査をしました。紅葉谷からの汽水域も河口域も底質は固く、長靴でも十分採集できました。みんな口々に「やりやすい」と言っていました。普段調べている備後の干潟だととても柔らかく、埋もれてしまい、胴長をはかないといけないからです。サポーターが「荷物が増えるから胴長は要らないよ」と行っていた意味が分かりました。
いつものようにグループごとに調べていきましたが、ビリンゴ・チチブばかり見つかります。しかも、数はとても少なく、なんか期待がどんどんしぼんでいきます。やっと一匹ヒモハゼを見つけた頃には終わりの時間が近づいていました。
採集した生き物を確認し、水族館に戻り、道具を洗わせてもらい、お別れの時となりました。
さあ、歩くぞお。
1.ハゼ類などの魚の多様性と個体数は、はるかに備後の干潟の方が豊かだと思った。こんなに魚が採れないなんて、という表情をみんなしていた。
2.さすがに日本三景の一つだけあって、観光客が多かったけれど、水族館近くの干潟でワイワイやっているのは大変少ないというか、ほぼ皆無だった。
3.宮島には、汽水を利用する固有種「ミヤジマトンボ」がいる。今回は、説明を聞いただけだけれど、それぞれの地域で大切にしていかなければならない生き物がいることを学んだ。そして、地元の干潟の楽しさがあらためて分かった。
サポーターの役割はここまで。先輩を送る会・バス内レクは部員たちに任せきっている。中高6年間の活動を、思い出をどう後輩たちに伝えるのかな?後輩たちは、どう送り出すのかな?何も言わずに見ておくことにする。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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