エバーグリーンエコクラブ (神奈川県)
トイレットペーパーの芯でペーパークラフトを作りました。
私たちが毎日使うトイレットペーパー。実は牛乳の紙パックなどを原料にした再生紙が使われていることを簡単に説明。新聞紙もトイレットペーパーの材料になるのかなと思っていた子どももいたので、この機会に正しい知識を確認できました。ところで、子供たちは紙の原点が何であるか知っているのかな?と思い質問してみました。「パルプ?」、「繊維?」、「う~ん?」・・。「ヒントは地球にある自然の物だよ」というと、あっと気づいて「木」と正解がでました。
さて、紙と木がつながった所で、お楽しみの工作の時間。握りやすい筒型、形成しやすい固さ・・何かに変身しそうな魅力的なトイレットペーパーの芯ですが、今回はこれを使ってペーパークラフトをしました。紙の原点である「木」の形を自由に切抜き、それに葉、花、実をつけました。みんなそれぞれの個性にあった、バラエティに富んだ木のオブジェが完成しました!
最後に筒型を利用し鉛筆たてに、少しきりこみを入れて写真たてに仕上げました。
古紙が何に生まれ変わるかは紙の種類ごとに違うので、資源回収の時には段ボール、雑誌、新聞、紙パックなど、分別が大切だということを伝えたかったのですが、年齢の小さい子供の参加が多かったので、残念ながらそこまでは至れませんでした。
しかし、昨年夏に牛乳パックの紙すきをやった経験があるので、紙パックが材料になってトイレットペーパーなどの他の紙に生まれ変わることはイメージしやすかったのではないかと思います。身近な消費財を通して、私たちの社会では資源リサイクルのしくみがあることに触れる機会になったと思います。
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