みどりのゆび (富山県)
家の洗濯ものほしで、蜘蛛が卵をうみ、あかちゃんが育っていました!
こんな所をつかって、と驚いて毎日観察していました。およそ一週間で、蜘蛛たちはもう巣だって行きました。
毎日、おかあさんぐもの指令をうけて、上へいったり下へいったり、ぶらさがったり、そしてかたまりになってやすんでいたり。
かたときも同じすがたのない群れのようすにときを忘れて見とれました。
そしてある晴れた朝、蜘蛛達はいっせいにいなくなっていました。
娘の悠鯉樺(ゆりか)はとても熱心に観察。
脱皮した後の百をこえるからをあつめて、環境日記にはりつけていjました。
居彌はイラストで、とても欲様子をつかんで描きました。
飛行蜘蛛のことは、以前本でよんだり話しにきいたりしていました。
でもうちのこんな身近なところに巣を月売り、卵をうみ、そしてかえってすぐに、あかちゃん蜘蛛がどんどん働いて入り組んだ伽藍のような、考えられないほど繊細な、およそ人智のなしえぬしごとをしているのでした。
それを目撃できたことに、驚愕とともに、ワンダーランドを訪問した喜びが大きく、尽きせぬ興味あふれる体験でした。
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)