みどりのゆび (富山県)
お友達の中学生のお姉さんとそのおかあさんもいっしょに中山に登山。
1255mを、朝10時ごろから登り始めてお昼の前ごろ登頂!
最高のタイミングで剣岳の山頂が顔をのぞかせました。
悠鯉樺ははじめ、とても長い行程に根を上げましたが、道のあちこちで生き物に触れて頑張りとおすことができました。
弟の居彌(いりや)は、お友達とおかあさんといっしょに弱音ひとつはかずに登りました。
帰りは登りト違うルートで、沢をわたる橋をいくつも越える、長いけれども楽しい道でした。
低山ながらも名山といわれる中山にふたり、初登頂の日曜でした。
登る道すがらであったムカデランとアゲハ蝶に勇気づけられて悠鯉樺がのぼりました。
「生きものはどんなところにも、その場所でがんばっている!」
そんなことを言って励ましたのでした。
けれどもそんな泥臭い人間の言葉を軽々とこえてチョウはただ、無心に、いくつもいくつも、大きな大きな黒いはねをひらめかせて、その朝の山すそを舞い、いざなうようでした。
山頂のあたりではそれまでのどんよりした天候が柔らかな軽い霧にかわり、やがて一閃、光がさして晴れ間が見えたのが山頂でした。
素晴らしい天の采配に感謝。
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)