みどりのゆび (富山県)
洞杉へのウォークツアーに参加。
ヘビ石ー洞杉ー円筒分水槽の、水をめぐるうアーでした。
水の恵みである、樹齢千年を超えるという洞杉に触れ、埋もれ木のあった、埋没林にも思いをはせました。
歩きながらいつものようにごみがあれば自然に拾い、清掃もしました。
天候に恵まれた里山と田園、源流をたずねることができました。そして、ナラ枯れがいっそうひろまt源流を見るているのを見て、クマの出没の多さを思いました。
歩くなかで、ゆたかな水のあるところではとくに
こども達の歓声と笑顔がはじけます。
沢清水に触れ、飲み、甘くておいしい水を味わい、景色も美しいヘビ石のまわりで。
円筒分水槽の、美しい青い水のまわりで。
ごみがあれば必ず自然にそれを拾い、きれいにするという動作が悠鯉樺、居彌ゆりかいりやともに身についてきました。
楽しかった、というばかりではない、
分水槽を知ると、歴史の中で、ごく最近まで人が水をめぐってどんなに争ってきたかが、他人事でないとわかりました。
子ども達に、水のあるところで起きた争いのことを話しました。
ルワンダや、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、など。私が仕事でよく会っていた、クロアチアからイタリアへ内紛で逃げてきた、という、みどりいろの目をした若い女性のことも思い出して話しました。
部族の争いは、いつも水の流れのまわりで
おこり、それは血を流すだけでなく、部族の一族皆殺しや、大虐殺にまで発展すること。
こどもたちは円筒分水槽ができてから、公平に農業水が分配されるようになった、その美しいブルーを湛えた円い淵のまわりを飛び歩いてもっとも平和な様子で無心に遊びました。
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)
みどりのゆび(富山県)