活動レポート

活動レポート

こんな所に魚の楽園が!②

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2014年11月16日

実施場所:

芦田川下流域右岸水路

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

 というわけで、クラブての調査と事前調査が前後したまま、この日サポーターとサポーターのサポーター(生活全面バックアップして下さる神様のような方)で、昨日の調査地点へ出かけた。
 今年10月に、岡山で大きなワタカやブルーギルを釣り上げて以来、サポーターのサポーターは、少し川遊びに目覚めてしまったのである。
 次週、クラブをあげて調査するためのさまざまな確認を行いつつ、半日採集を行った。

参加者のようす

 当然、サポーターのサポーターは、大驚きしつつ次々とカネヒラを釣り上げていった。流幅4m×流程30mの範囲に下流部では大型フナ類やカネヒラなどが、中央付近では、それ以外にもヤリタナゴやタイリクバラタナゴタモロコ・モツゴなどが分布している。ゼゼラやヨシノボリも観察できる。上流部の生活排水が流れ込むあたりでは大きなスジエビがわんさか湧いていて、サイズの小さなモツゴが多いと分かった。

感想・気づいたこと・考えたこと

 芦田川に関する古い文献を探ると、シロヒレタビラとイチモンジタナゴの採集記録が残っている。もしも、今生息しているのであれば、この場所で必ず現れるはずだ。次週にモンドリを仕掛けるポイントと計測のための用具など、イメージしながら、一方で相棒の機嫌を損ねないよう最大限の配慮をしながら、作業を進めた。
 ちなみに今回掲載した写真は、人影に驚いて魚たちが逃げた後砂地が見える状態で撮影したものである。本当に真っ黒に何層もの魚たちがひしめいているのだ。
 大きなナマズもいた。オイルフェンスを外した方がよいのかもとも思ったりする。そういうときに限って大きなゲンゴロウブナが、小さなタナゴ釣り仕掛けにかかってしまう。竿が折れる。仕掛けが壊れる、と数分間格闘しつつなんとか無事にすくい上げた。

その他

 シロヒレタビラ・イチモンジタナゴを含めた計測調査についての結果は、また報告します。

盈進中学高等学校 環境科学研究部の皆さんこんにちは!すごいですねタナゴやモツゴなどの住める場所が減少している中でそんなに集中して生息しているのは何か理由があるのでしょうか?魚の種類の調査のほかに生息する環境についても調査をしてみましょう。生息に適した環境があって初めて生息が出来るのです。なぜなのか知りたいですね。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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