活動レポート

活動レポート

こんな所に魚の楽園が!

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2014年11月15日

実施場所:

芦田川下流域右岸水路

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

 さてさて、……僕はわからない。この感動を伝えるためにはどうすればいいのか。決してふざけているわけではありません。くれぐれも誤解しないでください。
 僕たちはこの日午前中の採集を終えた後、サポーターが夫婦で出かけようとしていた新地点へ仲をさいて、強引に採集に連れて行ってもらうことにしました。 本来、サポーターが下見をして僕たちの調査地点として適するかどうか判断するのですが、そこへ割り込んだわけです。
 結果として、大正解でした。駐車場から近いのですが「工事中・一般車両禁止」の看板にびびったサポーターは、僕たちに「観察に行って来い」と指示を出しました。子どもなら怒られないと考えたのでしょう。ずる賢さはピカ一です。
 着いた水路では、底が真っ黒になっていました。汚いのかと思っていると、その黒色がざわざわと音がしそうなくらいうごめきました。そう、膨大な淡水魚の群れだったのです。
 サポーターをすぐ連れに戻り、網モンドリ・釣りを行いました。

参加者のようす

 サポーターが一番興奮していました。まるで芦田川の下流域の淡水魚が集結したかと思えるくらいこの流域に集まっているのです。
 網モンドリを10分も入れておけば数百匹の魚が入ってきます。もちろん釣りも入れ食いです。
 先輩は「天国じゃ~天国じゃ~」とお経のようにつぶやいています。
 結果、この日は、膨大な数のカネヒラとギンブナ・タモロコ・モツゴと、かなりな数のヤリタナゴ・タイリクバラタナゴ・ゲンゴロウブナ・コイを確認して戻りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

 下流直下に橋げた工事が行われていて、工事の音がするたびに本流からオイルフェンスの下をくぐり抜けて魚たちが水路へと入ってきていました。よく分からないので散歩で通りかかる人にも聞きましたが、関心がないのか「わからない・こんな所に魚がおるん?」とか「見たことないし、釣りしよるんのもあんたらくらいで」と言われました。
 原因はさておき、この「膨大な魚たち」の生息環境を少しでもいいものにすることと、種の構成を調べるために「採集を今後も続ける」ことが決定されました。

その他

 サポーターは家に戻った後、すっぽかした奥さんに冷たく無視され続け、何度も謝った後、「翌日食事をおごること」「同じ場所に連れていくこと」を条件にお許しを頂いたそうです。めでたし、めでたし。何がめでたいんじゃ!(サポ)
 中2部員が報告しました。

盈進中学高等学校 環境科学研究部の皆さんこんにちは!原因は下流の工事なのですね、魚たちは工事の影響を避けてその場所に集まっていたのですか?工事の内容がどんなものか分かりませんが工事が終了した後に元の場所に戻れるといいですね。避難する場所があってよかったですね。また報告をください、楽しみにしています。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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