逆川こどもエコクラブ (茨城県)
本年度、「常磐の森再生プロジェクト」としてホタルの生息地の整備を行ってきましたサポーターの常磐大学松原ゼミが、低炭素杯2015のファイナリストとして決定しました。クラブのホタレンジャーには、本日の定例会で報告し、喜びが湧きあがりました。この取り組みは、水戸市千波湖偕楽園公園周辺に生息していた水戸のホタルが激減したことを受け、9年前にクラブが整備した逆川湿地に会長たちが卵を移動して生き長らせることに成功、そのホタルを常磐の森に広げていくという試みです。
常磐の森は、逆川と同じに恵まれた湧水があります。長いこと放置されていたため、森が荒れていました。そこで、サポーターの常盤大学の先生が呼びかけ、大学、市民、行政と逆川こどもエコクラブが協力して6月、7月にホタル再生のための整備に乗り出したのです。あぜつくりや除草、川底の石の整備など、逆川と同じように行いました。
8月に、逆川再生地のホタルが産卵した卵を、放流しました。
来年、ホタルが発生することを願います。低炭素杯は、昨年度もサポーターのリビング館ホンダさんがLED照明の開発でファイナリストになっていて、2年連続でクラブサポーターが出場できたことは大変うれしいです。来年2月に開催される低炭素杯2015で、私たちも参加し、立派にプレゼンテーションしてきたいと思います。
水戸の千波湖は周辺には恵まれた湧水がたくさんあります。昔はホタルがたくさんいた記録があるそうです。逆川こどもエコクラブが保全してきたホタルが、公園全体に広がるといいなと思います。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)