エバーグリーンエコクラブ (神奈川県)
公園に向かう道沿いと公園内のゴミ拾い、分別
幼児と小学校低学年の小さな「戦士」たちでしたが、ゴミ拾いトングとレジ袋を手に、やる気満々。雨上がりの道で小さなタバコの吸殻も見逃さず片っ端から拾っていきました。近隣住民の方々に「ありがとう」と声をかけられても、一言返事で、「お話するよりゴミ拾い!」と言わんばかりに次のゴミめがけて駆けていく集中力にびっくり。公園でも遊具に一瞬気をとられながらも、続けて、植え込みの奥に隠すように突っ込まれた空き缶やさまざまなゴミを拾い集めました!
集めたゴミを一旦全部集めて地面に広げ、皆で空き缶、ビン、プラスチック、燃えるゴミなどに分けて袋に入れなおしました。ひと仕事をやり遂げたあと、公園でボールや長縄などで元気いっぱい遊び、青空の下でお弁当を食べながら「ペットボトルは何になるんだっけ?」「お洋服とかもできるんだよね!」「空き缶で鉄道のレールができるんだって!」「一年に集めた空き缶で、東京タワーが200何十本作れるんだって。」「へー!」とエコ談義も。意外によく知っている子供たちでした。
子供たちがトングを握って嬉しそうにゴミを拾う姿、普通なら汚くて触りたくないゴミの山に真剣に向き合って正確に分別作業をする姿を見て、嬉しくなったのと同時に、環境やエコに対する知識をつめこむだけでなく、普段できない体験や目新しいものを取り入れること、やったことの結果が目に見えて分かる工夫がエコ活動では重要であることを感じました。人の捨てたものでも、拾ってきれいにしたら気持ちがいい!捨てられて価値を失っていたゴミを資源として生き返らせることができる!皆が嬉しくなれた!といった体験を、エコクラブで積みかさねる中で、社会の様々な問題に前向きに取り組んだり、自分だけでなくすべての人が幸せになれる社会を目指す人材が育っていってくれたらと思います。
エバーグリーンエコクラブ(神奈川県)
エバーグリーンエコクラブ(神奈川県)
エバーグリーンエコクラブ(神奈川県)
エバーグリーンエコクラブ(神奈川県)