活動内容

1．「設計図作り」…竹を使って何を作るのか書いてみよう。
2．「製作」…設計図通りに作れるかな？
3.「まとめ」…作ったものを皆に見せてみよう。

参加者のようす

今回の活動は、門松の竹を使って何作ろう？ということで、先月天候が悪く使用できなかった竹を使い製作をしました。
まずは紙に、何を作りたいか、どうやって作るかなどを書いた設計図を作りました。子ども達はキャンプでは何が必要か、どんな物が役に立つかなど相談をしながら設計図を作っていましたが、相談の内容がだんだんと何を食べたいかという話に変わって、設計図を見たらバーベキュー用の串が書いてある子が何人かいました。
設計図ができたところで製作開始です。まず設計図を見ながら使いたい竹を選び加工を始めました。作業が進んできたところで問題発生。何かというと「接着剤がない」とのこと。「これでは作業が進まない、どうしたらいいのか」と悩んでいたら、１人の男の子が長い葉を持って来て細く切りはじめました。なんとロープを作ったのです。これでつなげたい部分を結んで問題解決。また、他のところを見てみると、お父さんが削り方を工夫してはめ込む形にしていました。全員作り終わったところで、最後に竹を茹でて長持ちをするようにもしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

　今回の活動では、門松に使用した竹を使うことで資源の大切さを伝えるだけでなく、茹でることで今回作ったものを長く使えるように工夫をしました。途中で接着剤がなく作業が止まってしまうかと思いましたが、幾つかのアイディアで上手く問題を解決する事ができました。今までだったら私達スタッフに頼ってきたり、諦めてしまうことが多かったですが、子ども達の成長がみられました。

その他

　次回は、今年度のエコクラブ最後の活動です。最後はみんなで１泊２日のキャンプに挑戦します。出来るだけ子ども達の力だけで行っていきたいと思います。