エバーグリーンエコクラブ (神奈川県)
ストローのリサイクル工作で一輪挿しを作りました。
レストラン等で使い捨てされているストロー。「みんなは使い終わったストロー、どうしている?」と聞いてみると、「捨てる~」、「洗ってまた使う~」と声が上がりました。
ストローなどプラスチックごみを焼却すると地球環境や体に悪い有害物質が発生するということを簡単に説明。
そして、安易にごみにしないため、ストローのリサイクル工作に取り組んでみました。
事前に、代表の大人サポーターと子どもで、「細長く、蛇腹で折り曲げられるストローの特徴を上手く生かして何か作れないかなあ」とあれこれ考えました。ストローを折り曲げ、Uの形を利用すると、水が少し溜められます。その形状をセロテープで固定し、周りに紙粘土をくっつけて一輪挿しの花瓶を作ってみることにしました。
幼児も小学生も、自由に形を変えられる粘土遊びは大好き。そこにちょっとだけ、「地球を大切に」の精神を取り入れると、たちまち粘土遊びがステキな作品に! 未就学児もママと一緒なら大丈夫。両手を使って夢中になって粘土をこね、すてきな一輪挿しを完成させました。
これからの季節、道端に生えている何気ない秋の草花を摘んで飾り、植物に親しむ機会にもなるといいなあと思います。
プラスチック容器のリサイクルは行われていますが、プラスチック製品のリサイクルはなく、ストローは普通ゴミになってしまいます。子供と一緒にゴミの分別をする時、少し立ち止まって「もったいないね、何かに使えないかな」と一緒に考えてみることは、「資源や地球を大切にしたい」という意識を育てることに、本当に役立ちます。大量生産大量消費の現代社会の中でこのような小さな実践はゴミの減量という点では現実的には焼け石に水のように無力に思えたりもします。しかし、子供がゴミ減量を意識し、考えてみることに価値があり、また実践してみることで、変化が生まれます。「あっ、それ捨てちゃだめだよ」という子供の一言に、生活を主体的に見つめる目が育っているなあと感じています。また、今回のリサイクル工作を通して、子供たちのエコへの関心がより一層高まったようです。
エバーグリーンエコクラブ(神奈川県)
エバーグリーンエコクラブ(神奈川県)
エバーグリーンエコクラブ(神奈川県)
エバーグリーンエコクラブ(神奈川県)