盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
山野小中学校の生徒たちと一緒に、昼から魚類相調査を行う予定でした。低学年の人は「原始釣り」、中学レベルは「水中観察と魚とり」、高校レベルは「タモ網魚とり」のプログラムでした。しかし、残念なことに増水により、地元の参加は公民館館長さんと小学校の先生だけとなりました。
あいさつしあった後、中級レベルまでの部員はOサポーターが指定した早瀬で、上級レベルの部員はFサポーターとともに移動しての調査です。
8月1日に芦田川下流域で水生生物調査をしたときの水温が29℃でした。それに比べ、20℃くらいしかなく、とても気持ちよさそうでした。
地元の小学校の先生も最初は見ているだけでしたが、Oサポが石で足を打っても痛くない安全長靴とブーツ・タモ網を貸してあげたところ、川に入ったきり戻ってこなくなりました。すごく楽しかったみたいです。Oサポは河原でしょぼんとしていました。
1.例年だと淵や平瀬も多く、俗にいう「浮き魚」が多く見られる地点だが、それらはほとんど採集できなかった。
2.逆に早瀬に多いアカザがたくさん採集できた。
3.水量が増えることで遊泳魚の移動範囲が広がって採集しにくくなっていたこと、また、深みに集まっていたのではないかということ。そしてアカザについては、夜行性のため水の濁りが活動を活発にしたことと流速が速くより適した環境になっていたことが考えられました。
いつも見られるオヤニラミは、上級レベルグループによって2個体確認できました。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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