盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
例年続けている調査を今年も行いました。この調査で引退する高校3年部員たちと新しく加わった5名の中学1年部員たちが、一緒に行える最初で最後の野外調査です。
計画も調査地点もグループも準備もすべて部員たちで決定し、準備してくれました。もちろん新入部員への指導も先輩たち任せのため、サポーターはほんま楽です。
ただ、この地点で、例年見られてきたシロウオにも今年は見放され、チクゼンハゼも現れず(勝手にサポーターたちが何度か行っている)、潮がすぐに満ちてきたため、早めに切り上げ、上流の調査地点に移動することになりました。
ただ、新入部員たちには、アベハゼ・ビリンゴなど、わんさかいるため、楽しい採集になりました。
今年は、女子部員も久々に入部し、次々に部員がボウフラのようにわいています。しかも採集もなかなかの腕前です。やっとサポーターたちの魅力に気付く女子たちが現れたのでしょう?
採集した魚の名前や特徴も先輩部員が明確に教えてくれるので、何も言うことはありません。
干潟での採集の危険性と生物の多様性についても先輩たちが伝えてくれるし、これといって目新しい生き物にも出会えず、手持無沙汰になり、久しぶりに部員たちの採集のようすをしっかり撮影しました。
1.中高一貫のクラブの良さをあらためて感じた。高校生が十分指導者の役割を果たしてくれる。
2.ガンテンイシヨウジに初めて出会った部員たちは、さわり心地に感動していた。
3.かつては、日本三大干潟といわれた地域に流れ込むこの本郷川の自然をずっと見続けて行きたいと思った。
上流の調査地点では、新たな発見もありました。また、報告します。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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