盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
6月7日土曜日に行われた「福山市水道展」で1つのブースを担当しました。今回は、いつもの学習だけでなく、地域の方に芦田川についてもっと知っていただこうということで「芦田川お魚クイズ」というものを小学生以下限定で行ったり、芦田川の魚をたくさん展示しました。
今回は、これまでの浄水場が工事中のため、山奥の貯水池となっている千田浄水場でありました。千田浄水場は学校と同じで山のてっぺんにあるので坂を上がらないと行けないのかと思っていましたが水道局の方々が配慮して下さり、なんとバスで行くことができました。
高校生を中心に答え合わせをしたり、魚を説明したりしました。まだ入ってきたばかりの1年生女子が私たちや先生たちが想像する以上に積極的にクイズをしたり、魚の説明をしたりしていました。
クイズは5問、全問正解すると福山市の宝物スイゲンゼニタナゴ特製バッジ(5種類助成金で作りました)がもらえます。そんなクイズを6通り用意しています。ただ、サポーターたちはやはり意地悪で「私たちでも答えられない」ような歴史や文化の問題も含めていて、正解者は現れません。「難しい方がいいんじゃ! くじけず何度もチャレンジする子がのびる。」と屁理屈ばかり言います。結局午前中は数名の正解者しか出ませんでした。午後からは「正解が漏えい」したようで正解者がずいぶん増えました。漏らした犯人は、サポーターだと思います。
なんやかや一日中私たちのブースはごった返していて、新入女子部員がとっても働いてくれました。ここが女子と男子の差です。ただ、女子たちは小さな子どもたちが好きで楽しくてやっていたようです。
福山市水道展に参加して、小学生たちは思った以上に魚に興味のある子が多くて私たちもやりがいがありました。だだ、前回の水道展に比べ規模が縮小されていたように感じ少し物足りなさも感じました。
若い方はあまり興味がなさそうでしたが、ご年配の方は魚に興味があるようで積極的に魚の名前を確認していました。
一番良かったことは、新入部員たちがどんどん声をだすようになったり、正解者に大きな拍手をしたりと遠慮なく私たちと打ち解けた活動ができたことです。準備は結構大変だったりしたけれども有意義な一日でした。
この日、展示した魚たちはいつものように軽トラでサポターが元の流域に放流しました。
この報告は、高校2年女子部員が書きました。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)