盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
来週開催される「福山市水道展」で、私たちのクラブも「芦田川の魚たち」というブースを開くことになりました。Fサポーターが依頼を引き受け、前々からいろいろな魚を採集し、当日はミニ水族館を設置することになります。水槽も大型のものを含め、5本以上並べる予定です。この日は、新入部員のトレーニングでもありましたが、もう一つ「まだ集めていない魚たちを持ち帰る」という目的がありました。
この日に備えて、Oサポーターは「手動ポンプ式ぶくぶく」を安い値段で買っていました。「100回ポンピンク゜すると数時間泡が出続ける。電池もいらん。超エコじゃ。」といばっていました。青色の大きな角型タライを2つ用意しておき、展示用の魚が酸欠にならないよう万全の準備をしたのです。この日は、たくさんのウキゴリ幼魚が採集され、もともと芦田川での生息数は少ないため、ぜひ持ち帰ろうと採集にみんなはげみました。
ところが、Oサポのぶくぶくは30分ももたないのです。みんな大ブーイングです。交代でひたすらポンピングをし続けるはめになりました。
1.私たちのサポーターは2人とも「安い物にすぐ飛びつく習性がある」ことにあらためて気付きました。エコロジーというよりセコロジーです。その結果として、性能の良くない品物を私たちは使うことが多く、つらいなと思ったりします。
2.幸いなことにウキゴリたちは、何とか無事に軽トラックで学校まで運びましたが、弱ってくると体色がどんどん黒くなっていくことにも気づきました。
3.採集後のミーティングでは、Oサポへ部員たちの冷たい視線が集中していました。
4.それでもほとんど休みもなく水道展などの準備などいろいろ続けている2人のサポーターは、すごいもんだと思ってますよ。
来週の「福山市水道展」では毎年1000名以上の方々が来場されます。
「芦田川お魚クイズ」とか景品用の「特製スイゲンゼニタナゴバッジ」とか、準備も大変です。でも少しでも多くの方々に「芦田川の豊かさ」を知ってもらうために頑張ります。
今回は、高校部長が書きました。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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