盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
八王子で開かれた第11回全国中高生水フォーラムに参加しました。全国から作文で選ばれた25人がそれぞれの分科会に分かれて話し合いをします。分科会は水害に対して取り組んでいること、安全な川での体験活動について、水環境の保全・復元・再生について、生活や産業に必要な水についての4グループです。僕は生活や産業に必要な水について考える分科会に入りました。
話し合いの他には宮ヶ瀬ダムの見学をしました。関東一の貯水量を誇るダムで、普段の見学では見れない管理室や整備用通路まで見させていただきました。
自分たちの活動と分科会のテーマが直接は関係ない人がほとんどでした。実際自分もこのことについてあまり深く考えたことがありませんでした。しかし世界中で水が問題になっている中で貧しい国を支援する立場にいる自分たちが一番よく考えなければいけないことです。生活や産業どのような形で水は使われているかを考えてマインドマップにまとめていきました。
最初は自分にはあまり関係ないと思っていました。しかし、生活や産業に必要な水を確保するという人間の勝手な目的でたくさんの生き物を殺してきました。このことについて、生き物を保護する立場にある僕がいちばんよく考えなければいけないと思いました。
自然保護の活動は、目の前で起きていることだから、やろうと思えば行動に起こすことができるけれど、社会や産業で起きていることは実感がなくて何をしていいのか分からないと無関心でいました。しかし、そこまでつきつめて行動していかないと、本当の意味で自然保護はできないことを感じました。
事務局のみなさん、ほかの参加者のみなさん、そして同じ分科会だったみなさん。3日間だけでしたが、ありがとうございました。
先生、海パンありがとうございました。返します。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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