盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
今回も前回に引き続き秋の学園祭に展示する魚を採集しに行きました。広島県のレッドデータブック2011に記載されているカワヒガイを採集しに行きました。先輩部員の1人が用水路でカワヒガイを見たということで本庄の用水路から本郷の用水路に採集場所を変えました。カワヒガイは、タナゴ類とよく似た習性をもっていて、二枚貝に産卵します。タナゴ類が減っているのと同様に減ってきているのはそのためかもしれません。
用水路はこの時期田んぼに水を入れるため水位が少し高かったです。1人の先輩が胴長を履いて残りの三人の部員が下流に網を構えて採集しました。
郷分の用水路で胴長をはいて網に魚を追いこんでいた3年生の先輩は胴長を履いていて暑いうえにとても激しく動いていましたがとても元気でびっくりしました。他の3年生でタモロコを採った先輩が「先生!タモロコです!」とすごい勢いでサポーターのところに走って行ったった時は参加者全員で大爆笑しました。カダヤシ、ヒメダカ、ナマズ、カマツカ、コウライモロコ、ギンブナが採集できました。本郷ではモツゴ、カネヒラ、オイカワ、コイ、タイリクバラタナゴが採集できました。中でもタイリクバラタナゴがたくさん採集できました。しかし狙いのカワヒガイは採集できませんでした。
また、今回はサポーターの胴長に穴があいてズボンがずぶぬれになっていました。いつもぼくたちをからかってばかりいるからだと思います。魚の神様ありがとうございます。
最初に行った用水路にカダヤシがいたことに驚きました。
暑くて持って行っていたアクエリアスがお湯になっていました。
カワヒガイは数が少なかったけれど、予定通り採れたので持ち帰って飼育しています。次の日には、他の魚たちとともにエサを食べてくれています。一安心です。
今回は、中2男子部員が報告しました。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)