活動レポート

活動レポート

第17回タナゴを守る市民の会定例会開催

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2013年04月21日

実施場所:

盈進学園百年館

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

 今回は、初の日曜日開催となりました。土曜日に部員たちが会場の準備をすませてくれました。受付も案内もよく動いてくれました。日曜日にしたのは、土曜日では仕事の都合でなかなか集まれない多忙な方も多いからです。地域の方からは、パトロールや水路の観察での気付きについて、市や県の行政関係の方からは福山の希少生物マップづくりの方針について、また学識者の方々からは「日本産淡水魚類全種の同定第三版」での取り扱いについて報告がありました。また、企業の方からも寄贈して下さった水槽のメインテナンスの協力を申し手でくださいました。私たちは「産卵母貝調査結果」「マレーシアの淡水魚」などについて発表させていただきました。
また、水路のヘドロを流す作業を近いうちに一緒にしてほしいと協力を呼びかけました。

参加者のようす

 「日本産淡水魚類全種の同定第三版」の内容も含め、希少な淡水魚の取り扱いについては、やはりいろいろな見解がとびかいました。もちろん「保護する」という前提には変わりはないのですが、それぞれに意識の違いがあって部員たちには少々難しかったようです。
 誰かに保護の責任を押し付けるのではなく、いろいろな立場の人が、それぞれの立場で楽しみながら、納得し合いながら、自分から進んでやっていけるようにしたいものです。サポーター2人もかつては激しい自然保護派と開発派の対立の間で、一方的に自然保護派の立場で偉そうに発言したこともあり、そのときのことは忘れないし、とても後悔していることも話しました。敵が生まてしまう正義は、やはり続かない正義でしかないのでしょうね。

感想・気づいたこと・考えたこと

1.部員たちの活動の発表の場をいただけることに深く感謝して居ます。部員たちが、黒子になって準備・片付けだけしていた頃から考えると、成長していると思いました。
2.地域の方も行政の方も学識者の方も企業の方も、みなさん休日に個人の立場で集まってくださっているわけで、もうそれだけでも本当にありがたいことです。元気が出ます。互いの立場を知っているだけに、つい相手の立場に甘えた発言やお願いをしてしまうのですが、あらためて考えれば、みんな「一個人」として参加していて、たまたまある分野に関して情報を良く知っているだけなのだとあらためて反省しました。パトロールにも感謝、最新の情報にも感謝、支援し合うみなさんすべてに感謝です。

その他

 近々中国に行きます。中国産タナゴ類をこの目で確かめてきます。また、報告します。

市民の会例会で活動内容を報告し、又出席者からいろいろ有益な情報や協力を得られたとのご報告すばらしいことだと思います。又、けんきょで感謝の意に満ちた感想文にも感激しました。今後の活動の進展を楽しみにしております。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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