盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
今年1年間活躍してくれた採集道具たちに感謝の思いを込めながら、整理整頓していきました。自分で買った部のユニフォームである胴長とタモ網に名前を書き直し、歴代の遺産道具を即戦力と修理用と修理不能に分けていきました。修理不能も捨てずに収納します。他の道具の修理のパーツに使えるからです。こうして部室は年々倉庫化していきます。
その後、ミーティングでは個々の活動について「1年間を振り返って」「来年の決意」をそれぞれ漢字1文字で書き表し、発表し合いました。
もちろん全員黙々と確実に行動しました。タモ網・サデ網・投網・サシ網・杭・セルビン・胴長たちを戦力順に整理して、印をつけていました。自分の道具が壊れたとき、先輩たちが残してくれた採集道具が「予備」として使えるのですから、有難いことです。
サポーターは、今年ごまかしながら履いていた胴長の靴底のフェルトがすり切れ、もう1本は穴があいてます。部員たちのものもかなりくたびれています。「予備」は必要な道具なのです。
わかちあいは低学年からしていきましたが、全員発表がうまくなっていて、すきがあまりなく真面目すぎました。年の締めだからかな?
1.「こんな活動報告掲載許可おりるんですか?」と部長が聞いてきた。「載るかどうか、事務局の懐の大きさを試すんじゃ!」と答えつつ、歴代の採集道具1つ1つの思い出をお互いかみしめていった。
2.予備用には、サイズと「YO」と書き込むように指示をしていった。サポーターのイニシャルが「Y.O.」であり、現在自分のが壊れていることとは関係がないとは言い切れない。誰も気づいていない。
3.超特大の胴長も久しぶりに見た。絶対穴が空いている。パーツ取りに回すことになる。この先輩は、しゃがむ度に股を破いていたことを思い出す。
4.今年と来年の1文字は両手に持たせて、記録しておいた。来年同じように振り返りをしたときに、目標が達成できたかどうか、いじるためである。
全国こどもエコクラブ事務局のみなさま、あらためてこの1年間ありがとうございました。今年から活動報告を始め、今回が65回目です。私たちのつたない活動報告に対し、暖かいメッセージやアドバイスをいただけたことに心から感謝します。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。載るんかな?
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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