活動レポート

活動レポート

魚たちの避難網撤去作業終了!

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2012年11月28日

実施場所:

用水路

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • ごみ・リサイクル ごみ・リサイクル
  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

 堆積していたヘドロの吸引工事が終わったと連絡を受けました。さっそく、工事区間の前後に張っておいた刺し網を撤去する作業に行きました。上流の網には、落ち葉やたくさんのゴミがひっかかって今にも破れそうなくらいに膨らんでいました。水中に固定するためのコンクリートブロックをはずしたり、木のくいをぬく前に、結びつけていた針金を1つずつ取っていく作業は大変でした。手がかじかんでうまく動かないからです。網2本・ブロック8個・くい20本を軽トラックに積み込み、学校へ戻ります。胴長も含め、洗わないと終わらないからです。

参加者のようす

 高校生2年部員だけあって、これまでも何度も経験しているため、グチも言わず、無駄口もたたかず、チームワークも良く、実にスムーズに作業をしていました。
 放課後高校2年生部員だけが集められて、あわてて出かけ、作業をしたのは「試験発表期間中でクラブ活動禁止中」でも、彼らなら大丈夫だからです。思った通り、しっかり活動してくれました。

感想・気づいたこと・考えたこと

1.工事の度に魚を避難させていると、網を回収するときに多量のゴミが流れてきていることが分かる。
2.網の撤去を急ぐ理由は、ゴミによって網が破れてしまうのを防ぐためなので、試験期間中でも仕方がない。ゴミは容赦なくたまる。
3.昔はドブさらいが当たり前の作業で、そのことで「里川の自然」が一定の環境範囲内に維持されてきた。自然とヒトとが、うまく調和して生きてきたのだと思う。ドブさらいをしなければ、タナゴ類などの生活環境はくずれてしまう。大切な何かが忘れられている気がする。
4.自然や生物を守るための工事となるかどうかは、今回のようなつながりのある活動ができているかどうかにかかっている。何もせず、工事がはじまれば、ヘドロとともに水草にひそむ魚たちも吸い上げられてしまうことになる。無関心や知らないでいることが一番恐ろしい。

その他

 出かける先々で、水生生物の確認を続けています。最近、パッとせんなあ。「魚の神」のついている戸田部長を誘うしかないな。

エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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