盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
某国立大学受験を間近にひかえた本多先輩が、顔を見せてくれました。彼女は、この5年間クラブを支え続けてくれたリーダー的存在の1人です。芦田川の自然環境に関わる活動だけではなく、水環境賞・ふくやま環境省などの受賞歴だけでなく、さまざまな自然環境に関わる活動についての論文でドイツに招待されたり、語学研修でアメリカへ行ったり、実に懸命に賢明に活動してくれました。このクラブに入部するために学校を選んでくれただけのことはありました。文章と発表の力が特にすぐれた部員でした。
彼女の活動歴や将来の夢など、後輩たちに引き継げるよう、後輩から聞きたいことを質問し、しっかり答えていく講演会を開きました。
本多先輩も後輩たちも真剣でした。本多先輩にとっては、自身が活動し続けてきた思いを後輩へと引き継ぎたい思いが強いのでしょう。
後輩たちにとっては、サポーターの立場から聞く話と違って、同じ立場からの話は新鮮だったようです。
自然に関わる活動をし続ける上で、こうした機会を持つことができたのは、両者ともに幸運だったようでした。
1.本当は、本多先輩はサポーターに大学受験のための面接練習にき ていたのではないだろうか?
2.部員たちは、自由研究を始める前の下準備のため、今日は空き時間がたくさんあったのではないか?
3.サポーターは、自主性を重んじる性格なので、先輩の活動歴や志望理由・将来設計など、本多先輩は絶対にしっかりと持っていて、いちいち練習などしなくていいと思った。それよりも中1部員などからのユニークな質問にも対応できる力をのばす機会と考えた。
4.以上のことを瞬時に判断し、突発的に開かれた講演会でした。
先輩に学ぶことができ、後輩の質問に鍛えられる。そして、何よりサポーターが楽できる。一石三鳥です。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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