活動レポート

活動レポート

スッポン ポンちゃんの成長

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2012年10月21日

実施場所:

サポーター自宅

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

 メンバーの一人が芦田川で採取したスッポンの幼体を自宅に持ち帰り、飼育しはじめて3週間がたちました。ポンちゃんと名付け、日々飼育観察するうちにいろいろなことが分かってきました。
 甲長わずか4cmですが、確実に日に2~3回エサを食べます。今ではすっかりカメのエサに慣れました。
 まもなく採取したメンバーである高校生に返さないといけません。それまでできるだけしっかり観察を続けます。

参加者のようす

 エサやりは、サポーターのかみさんが喜んでやっています。しかし、糞の始末などのための水かえや水盆の中の砂泥の配置・土管の位置などのレイアウトには無関心でサポーター任せになっています。
 食べているようすを観察するだけではいけない!体調管理のためのさまざまな意識をもってもらいたい!そんなことで生き物を本当に愛しているのか!と心の中でつぶやいています。
 決して口に出してはいけません。

感想・気づいたこと・考えたこと

1.午前中に甲羅干しをする姿をよく見かけること。
2.正の光走性があり、甲羅干しのときの頭の方向は日光の差す向きであること。
3.暗くなったり、満腹になったりすると、砂泥にもぐること。
4.もぐるときに長い吻の先端が水面に出やすくなっていて、シュノーケルのようになっていること。また、吻の開口部は開け閉めができ、長時間の潜水にも耐えられること。
5.自然界では30~40個の卵を産むことから、幼体の生存率は低いこと。
6.養殖ものが各地域で逃げ出していることから、本来の自然分布や生息密度などが不明であること。このポンちゃんはどちらなんだろう?養殖ものならば死ぬまで買ってやらないと。
7.竹串を震動させると反射行動でスッポン釣りができること。かなりかむ力が強い。面白いが、お互い2~3回であきる。

その他

 淡水の生き物はけな気で最高です!

環境科学研究部のメンバーさん、報告をありがとうございます。川でスッポンの幼体を採取とは、楽しい体験ができましたね。天然物か養殖物かは、もう少し飼ってみないと分からないでしょう。どう猛な性格でしたら、おそらく天然物でしょう。おっとりしているようでしたら、養殖物の可能性が高いと思います。芦田川の生態環境を調査して、その点を探るのが、環境科学部としての活動にふさわしいと思います。次の報告を待っています。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

661 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

クラブ写真

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧