活動内容

　学園祭を明日に控え、今日は朝から準備・練習です。学年ごとの催しもあり、入れ替わり立ち替わり準備を進める中、タナゴのすずめ焼きも３袋封を開け、中国産タナゴ類の確認をしました。アルコール標本にしました。
　すみません。先日「カラゼニタナゴ」Rhodeus notatusと報告させていただいたタナゴは、日本のイチモンジタナゴに近縁のAcheilognathus meridianus广西副鱊の間違いである可能性が高いと判断しました。
　また、日本と同じヤリタナゴやAcheilognathus barbatulus短须鱊 もタイバラよりも多く含まれているようです。
　間違いはすぐに訂正しなければなりません。詳しくは後日調べることとして、申し訳ありませんでした。

参加者のようす

　まず、中国のタナゴ類のリストをすべて文献から出し、中国名でも検索を進めていった。結果、部員全員でサポーター２人の言ったことと「どうもちがう」という結論にいたり、「訂正ははやく！」とせかされ送っています。
　展示の準備で大わらわですが、一つずつきちんと解決しながら進めています。

感想・気づいたこと・考えたこと

　Acheilognathus meridianusらしき個体が多く含まれ、婚姻色がしっかり出ていました。このタナゴは、日本ではまだ詳しく紹介されておらず、婚姻色は初めて観察しました。
　春にまとめて採集しているものと思われます。

その他

　展示のレイアウトやエスコートのようすは、また報告します。