盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
50枚近くの模造紙での展示と飼育中のタナゴたちの観察水槽(種の保存法指定のスイゲンゼニタナゴも含めてます)の準備も着々と進んでいます。
展示をしっかり見てくれた子どもたちに景品釣り堀が無料でできるように、「タナゴめくりゲーム」を作りました。これは、展示された40種類近くのタナゴ類の中から比較的分かり易い24種類のタナゴの写真をならべて始めるそうです。女子部員の企画です。
例えば、とっても素直に展示を見てくれた子どもには「ヤリタナゴはどれかな?」とか分かりやすいタナゴを言って、1枚めくってもらう。タナゴカードの裏には名前が書いてあって、正解ならば釣り堀ができるというものだそうです。真面目に説明を聞いていない子どもには「トンキントゲタナゴ」「ウエキゼニタナゴ」「ニセヨーロッパタナゴ」など、とんでもない質問をするそうです。
また、看板も我が部の看板娘が高校生とはとても思えぬ姿で挑んでいます。
調査活動を真面目に詳しく伝えるのは、自己満足に過ぎないことを十分に理解してくれているようで、「どうしたら楽しく知ってもらえるか」「どうしたらたくさんの人に足を運んでもらえるか」を考え考え、工夫している姿は、感動します。
自分の発表内容の清書を後回しにしても全体のことに目を向ける部員たちを誇りに思いました。
「タナゴめくりゲーム」は、なかなかよいアイデアですし、1種ずつパウチしているので今後も使えると思いました。
ただし、厳しい。厳しすぎる。24種の中から指定した1種のタナゴを正解させるのは、よほどのマニアじゃないと無理だと思います。
きっと来てくれた子どもたちは、正解するまで出口からまた入口へと何度もまわるんでしょうねえ。
うちの女子は恐いです。
観客数1000人突破をもくろんでいるに違いないと思いました。
まだまだユニークな展示があります。
完成か近づいたときにまた報告します。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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