山川ファミリー (滋賀県)
大津市南部を流れる長沢川,高橋川,三田川,相模川と,琵琶湖につながる瀬田浦クリークで,川の様子(川底の状態,植生,そこに見られた生きもの)の観察と,パックテストを用いた水質調査を行いました.
橋の上から安全に水を採取するための道具作り,水質をできる限り正確に測るための手順の確認,観察結果と分析結果を記録する用紙の作成なども,サポータがポイントをアドバイスすることによって,メンバーが自力でこなすことができました.結果をまとめてレポートを作成するのはこれからですが,主体的に取り組めたと思います.
瀬田浦クリークのように流れのほとんどない河川ではCODの値が非常に高い値を示しましたが,一部の水草やトンボなど,汚れに強い生物が勢力を伸ばしていることも驚きだったように思います.自然の姿が残っている河川よりも,河川改修がすすんで人工的な姿になった河川の方が水質が良いところがあったことも,考えさせられる結果だったと思います.
今回は小学校6年生のメンバーが中心になって調査をしましたが,2年後,4年後には,現在4年生,2年生のメンバーが再度同じ地点を調査して,今回の結果と比較してみたいと思います.
山川ファミリー(滋賀県)
山川ファミリー(滋賀県)
山川ファミリー(滋賀県)
山川ファミリー(滋賀県)