盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
いよいよ山野小中学校の子どもたちとの交流会です。昨年までの調査結果を報告したり、自己紹介をしたり、山野の川のきれいさや貴重な魚たちのことを高校生たちが中心となって伝えたりしました。
何よりも安全に確実に採集ができるように、学年を超えたグループづくりをしていきました。
サポーターの先生たちは、写真を記録したり、ウェットスーツを着て、勝手に潜水観察をするに決まっています。当てになりません。いつもケガをするのもサポーターの2人です。
ですから、楽しく子どもたち同士で採集できるよう工夫しています。全校生徒数が10名なのに7名も参加してくれ、しかも3年間続けて参加してくれている人もいて、すっかり仲良くチームワーク良く採集できました。
一人では採集しにくい魚もグループでタモ網を構える人、追い込む人、バケツを用意する人など役割を決めあうことで、低学年の子も含め、全員が魚をとることができました。
みんな笑顔で集合時間を守って行動できました。
昨年までは、小学生は丸い網で魚を追ってとろうとして採れずにいましたが、今年は全員少なくともカワヨシノボリは簡単にとることができました。やはり、魚とりのテクニックはこれからも伝えていきたいです。
また、目標にしていたアカザもオヤニラミも採集できただけでなく、河川の形が変化したため、採集できる魚種にも変化が見られることがよく分かりました。
採集風景と魚種は、次回報告します。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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