活動レポート

活動レポート

夜空に浮かぶ黒いかげ!?かわいいお顔のいきものって?

OMRCこどもエコクラブ (沖縄県)

活動日:

2012年07月22日

実施場所:

沖縄県国頭郡恩納村

参加メンバー&サポーター数:

20人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

活動及びイベントの内容/
1.「動物の残したあとってどんなもの?」…いろんな動物たちが残したあとについて勉強しよう!
2.「オリイオオコウモリの特徴は?」…何を探せば見つかるかな?
3.「コウモリを探しに行こう」…ホテルのどの木にコウモリたちはくるのかな?
4.「まとめ」…まとめカードを書こう!今日の活動を振り返ろう!

参加者のようす

夏休み最初の日曜日。いつもと違って集合は夕方、活動は夜ということで、子供たちはみんなはしゃぎっぱなしでした。まずは、活動日までの1ヶ月間に、スタッフや子供たちがみつけた野生の生き物たちをお互いに紹介します。今月もたくさんのいきものを見つけていました。続いては、色々な動物たちが残した“生活のあと”からそれを残した動物を当てるクイズです。フンや毛、足あとなどなど、動物の体の特徴や生活の仕方によって、色々なあとが残ることが分かりました。これをもとに、子供たちは、体の特徴や食べ物から、コウモリが集まりそうな木をピックアップ。暗くなってからその木の近くに行ってみると…。いました!!夜空を飛ぶ大きなコウモリです。木にぶら下がっているところをライトで照らしてみると、眼がらんらんと光る様子や、餌を食べているところがよく見えます。一本の木にたくさんのコウモリが集まっている場所では、ケンカしている声が聞こえました。つきそいの大人たちやサポーターよりもずっと早くコウモリを見つける子どもたちの目の良さには感心させられてばかり。夏休みの自由研究にしようと、熱心にメモを取っている子供たちもいましたよ。

感想・気づいたこと・考えたこと

回を追うごとに、子ども達同士の中も深まってきたようで、お互いに相談しながら意見を考えている様子が見受けられました。また、コウモリが集まりそうな木を探しているときには、木の枝ぶりや実がなっているか、近くに明かりはあるかなど、木の特徴にも目を配っていました。クモや鳥など、他のいきものも発見するなど、どんどん観察力が見についているようです。

その他

今月は夜の活動ということで、いつもとはまた一味違ったワクワク感がありました。暗い中では、見つけたコウモリを他の人に教えるのも難しく、それが逆にコミュニケーションを促していたようにも思います。来月は自作のムシとり網でセミとりをする予定です。どんな個性的な網ができるか今から楽しみです。

OMRCこどもエコクラブの皆さん、今回は夜間の動物観察ということでドキドキワクワク、とても楽しそうですね。動物の生態を観察することで、私たちがあまり気に掛けない「木」や「草」が彼らにとってはとても重要な役割を持っている事に気づけたかも知れません。 普段あまりに気に掛けていない「山」や「海」もみんなで気を付けないと、ゆっくり壊れていってしまうんです。沖縄の豊な自然を守っていくために何ができるか、何がダメなのか…一緒に考えていきましょう。
エコまる
OMRCこどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名OMRCこどもエコクラブ
  • 所在地沖縄県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

沖縄県内の小学生を対象に活動しています。
今年度は、『サンゴを守る草って、どんな草?』をテーマに、赤土流出の防止に活用されている植物を通して、サンゴを守る活動を行っていく予定です。

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