盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
3年前からスペースシャトルでの実験に使われた「宇宙メダカ」の子孫をいただき、継代飼育しています。
梅雨が続き、フィードワークができないこともあり、18代目になる宇宙メダカたちの飼育水槽の中の微生物の観察を行いました。毎日、エサを与えている訳でもないのに繁殖を続けている原因を探ることが目的です。
最初、中学部員みんなで予想をたてました。長い間、放置していても繁殖を繰り返しているのだから、きっとたくさんのプランクトンが観察できるにちがいないという結論になりました。
ゾウリムシやワムシ・ミジンコといった動物プランクトンが観察できると期待して、顕微鏡をのぞきました。
いくら探しても、アオミドロの仲間やその接合子・ケイソウ、また線虫のなかまくらいしか見つかりませんでした。
とても意外でした。
みんなで考えた結論は、「宇宙メダカたちが繁殖した動物プランクトンを次々と食べているのではないか?」です。
次は、エサを多くあげてみて、観察してみたいと思います。
はやくフィールドワークがしたいです。
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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