活動レポート

活動レポート

落ち葉はきをしよう

竹の子エコクラブ (埼玉県)

活動日:

2025年01月18日

実施場所:

多福寺 境内林

参加メンバー&サポーター数:

33人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

三芳町主催の体験活動に参加して平地林で落ち葉はきをしました。三芳町には300年以上、今も続いている「落ち葉堆肥農法」があります。伝統的な竹の熊手と八本バサミという大きな竹籠を使ったヤマはきを農業を営んでいる名人からやり方を教えてもらいました。世界農業遺産に認定されたこともあり、200人の参加がありました。

参加者のようす

風も吹いた寒い平地林の中でしたが、すぐに体が温まりました。熊手ではき集めた落ち葉を木のそばに置いた八本バサミの中にどんどん入れ込み、上まできたら、木につかまりながら籠の中に入って足で踏み込みます。どれも全身を使った動きなのでぽかぽか。たくさんあった大きな籠がどれもいっぱいになり、もっとやりたいと元気いっぱいでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

使わせてもらった道具は竹職人さんが減り、とても貴重な物です。竹の熊手は先がしなやかで、なんて扱いやすいんでしょうと思いました。落ち葉はきは農業を営む方たちにとっては、家族だけではくと何日も何日もかかる重労働だそうです。落ち葉だめに集めた落ち葉を混ぜるために切り返しをしながら数年かけて堆肥にするのは大変な労働です。そうして出来た堆肥を使って出来た美味しい「みよし野菜」。子どもたちの給食にも使われます。平地林と私たちの暮らしがつながっている気づきになってくれるといいなと願います。はき終えた林床で顔を出した瑠璃色の草の実が宝石のようでした。

竹の子エコクラブのみなさん、こんにちは。
「落ち葉はきをしよう」というタイトルで、はて、おそうじかなと思ったら、みなさんは三芳町主催の体験活動に参加したのですね。
参加者が200人で、熊手(くまで)や八本ばさみなど、使う道具も竹職人さんが作ったものだったというのにおどろきました。
きっと、ものすごい量の落ち葉を集めたのでしょう。
この「落ち葉堆肥(たいひ)農法」は世界農業遺産に認定されているそうですが、この地域で300年続いてきた歴史の中にみなさんも加わっていたのですね。
これはすごいことだと思いました。
落ち葉を集めてたい肥にするのはたいへんな時間と労力がかかる作業です。
この堆肥を使って育てた野菜が給食に使われることで、平地林のめぐみが今でもみなさんのもとにも届いているのですね。
自然の中にいると、思わぬ発見があるようですね。
落ち葉はきの下から出てきたるり色の草の実は、きっとジャノヒゲのタネだと思います。
投げるとよくはずむので、機会があったらためしてみてください。
それでは、次のレポートも楽しみにしています。
エコまる
竹の子エコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

125 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名竹の子エコクラブ
  • 所在地埼玉県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

三芳町の地域フィールドを楽しむ活動をしています。毎年度、応募してきたメンバーでどんな活動をしていくかを相談します。雑木林に季節ごとに行って生き物や花や木を観たり、夏は柳瀬川に入ってタモ網で魚を捕ってどんな種類がいるかを調べたりしています。年度をまたいで続けている活動は、ドングリから苗木を育てて植樹しています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧