活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年01月26日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

支流の伊川の土手で外来種のキクイモを掘った後、合流点を越えて明石川下流まで調査をしました。滋賀県から小さな自然再生ネットワークさんが玉一アクアリウムの調査活動を見学に来られて一緒に調査をしました。1時間30分で、オイカワの幼魚~成魚約120匹、ミナミメダカの成魚28匹、ギンブナの幼魚~未成魚22匹、キチヌの幼魚8匹、モツゴの未成魚~成魚2匹、ニホンウナギの未成魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、シマヒレヨシノボリの未成魚1匹、クサガメの成体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約110匹、ミゾレヌマエビの未成体~成体約20匹、テナガエビの幼体~成体約20匹、ヒラテテナガエビの未成体1匹、スジエビの未成体4匹、モクズガニの幼体~未成体6匹、オオヒライソガニ属の幼体2匹、コオイムシの成虫1匹、ユスリカ科の幼虫3匹、コガタシマトビケラの幼虫約10匹、シロタニガワカゲロウの幼虫7匹が捕れました。ブルーギルはナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。

参加者のようす

今日は見学もあり、いつもより緊張して最初はなかなか捕れなかったけれど、最終的には色んな生き物が捕れて良かったです。それでも寒い時期なので捕れる種類は少なかったです。他のみんなはいつも通り調査をしていて、色々捕っていて凄かったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

一緒に調査をしながら調査の様子を見ていただいて、捕れた水生生物を種類ごとに観察ケースに入れて見ていただいて、自分たちの活動が小さな自然再生ネットワークさんの役に立てて嬉しかったです。

その他

報告担当:NR(高1サポーター)

「玉一アクアリウム」の皆さん、活動レポートを送ってくれてありがとう。
寒い中での調査活動、見学の方がいて緊張(きんちょう)したかもしれないけれど、多くの生き物を見つけることができましたね。
とても貴重(きちょう)な発見ばかりで、皆さんのがんばりが伝わってきました。
キクイモを掘りもとても大切なことですね。
外来種を減らすことは、生き物たちが暮らしやすい環境を守るために欠かせない活動です。
皆さんがこうした取り組みを続けることで、川の生態系がより豊かになっていくはず!
地道な作業かもしれないけれど、その一つ一つが自然を守る大きな力になっていると思います。
自分たちの活動が「小さな自然再生ネットワーク」さんの役に立ったことが嬉しかったという感想も、とても素晴(すば)らしいですね。
皆さんの頑張りが他の人たちの学びになり、環境を守る活動の輪が広がっていくのは素敵なことです。
自然を大切にする気持ちは、こうした積み重ねから生まれていくもの。
寒さの中でもしっかり調査を続けた皆さんの努力は、必ず未来の川や生き物たちにとって良い影響を与えるはずです。
これからも仲間と協力しながら、自然と向き合う活動を楽しんで続けてください。
応援しています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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