活動レポート

活動レポート

竹灯明台づくりと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年12月30日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

13人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 防災 防災

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

今年もナーセリーの「1.17のつどい」で明かりを灯す竹灯明台を作るため、小学生から大学生までのメンバーとサポーターが集まって明石川中流の土手の竹林で若くて太いマダケをノコギリで切って、それをみんなで切り分けました。竹を斜めに切った竹灯明台に心を込めて文字を書き入れた後、すぐ近くの明石川中流で調査をしました。

参加者のようす

竹灯明台づくりは、みんな真剣にノコギリで竹を綺麗に切ろうと頑張って切っていました。調査は1時間で、オイカワの幼魚~未成魚約250匹、カマツカの未成魚3匹、ギンブナの成魚2匹、カワヨシノボリの成魚2匹、ドジョウの成魚1匹、ミシシッピアカミミガメの未成体~成体4匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約300匹、スジエビの未成体~成体約20匹、テナガエビの未成体1匹、ガガンボ属の幼虫2匹、ユスリカ科の幼虫約20匹、コガタシマトビケラの幼虫3匹、シロタニガワカゲロウの幼虫1匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫3匹が捕れました。

感想・気づいたこと・考えたこと

竹灯明台を作ることは、阪神・淡路大震災の事を思い出すので、とても大切だと思いながら作りました。調査では外来生物のミシシッピアカミミガメの未成体~成体4匹が捕れたので、畑の肥料として持って帰りました。冬の間はミシシッピアカミミガメは捕りやすいので、生物多様性保全のために沢山捕まえたいです。

その他

報告担当:NR(高1サポーター)

玉一アクアリウムのみんな、報告をありがとう!
年末の寒い日に、明石川の川岸の竹林で、「1.17のつどい」のための竹灯明台をつくったとの報告に感動しています。
今年は、阪神淡路大震災30年周年。
1月17日に灯される灯ろうの文字は「よりそう」だと聞いています。
国内では次々と震災・水害等が続いていて、日本中の誰にとっても自然災害は遠い話ではありません。
この日に思いを寄せて、被災をした人々の心によりそい、これからの災害への備えや覚悟とともに、災害にも負けない心を持ちたいと願っています。
報告を読んで、今回の活動を通じて、玉一アクアリウムのみなさんの心がもっと一つになっているように感じられました。
みなさんの祈りが届きますように。そして、これからも安全で楽しく充実したお手本になるような活動を続けて、全国のエコクラブともつながってほしいと思います。
がんばってくださいね。次の報告を楽しみにしています。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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