活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年12月28日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

伊川の土手で外来種のキクイモの芋掘りを40分位して、10Lバケツに7分目位収穫できました。キクイモチップスなどにして有効利用する予定です。キクイモを掘っていると土の中の穴で冬眠しているクロベンケイガニの未成体と成体の2匹がいたので、そっと埋め戻しました。キクイモ掘りの後は、伊川~明石川下流で1時間30分調査をしました。

参加者のようす

オイカワの幼魚~未成魚約50匹、ミナミメダカの成魚約30匹、キチヌの幼魚約10匹、ヒナハゼの成魚5匹、ブルーギルの幼魚3匹、ギンブナの成魚1匹、モツゴの未成魚1匹、コウライモロコの未成魚1匹、ボラの幼魚1匹、ミゾレヌマエビの未成体~成体約200匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約150匹、テナガエビの未成体~成体17匹、ミナミテナガエビの未成体1匹、スジエビの未成体1匹、オオヒライソガニ属のメガロパ幼生~幼体8匹、モクズガニの幼体~未成体7匹、シオカラトンボの幼虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫8匹、シロタニガワカゲロウの幼虫6匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約20匹が捕れました。ブルーギルは駆除をして、ナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

石の裏や茂みなどの生物が集まりやすいところを真剣に調査していました。大きなコイを捕まえかけたメンバーもいました。久しぶりに調査に参加して、メンバーと会えたり、様々な魚を見ることができたので、嬉しかったです。昔はあまり捕れなかったオオヒライソガニ属の幼生や幼体が8匹も捕れたことで環境の変化を感じました。

その他

報告担当:KR(大1サポーター)

「玉一アクアリウム」のみんな、活動レポートを送ってくれてありがとう!
伊川の土手でのキクイモ掘りと川の生物調査、おつかれさまでした!
外来種のキクイモを掘り出し、さらに有効活用する計画を立てるなんて、とても環境に配慮したすばらしい活動ですね。
冬眠中のクロベンケイガニを優しく埋め戻す姿勢にも、自然を大切にする心が感じられます。
そして、川の調査ではたくさんの生き物を観察し、環境の変化を実感できたのは貴重な体験でしたね。
オオヒライソガニ属の幼生が捕れたことからも、自然が少しずつ変わっていることに気づけたのは大きな発見です。
これからも、自然と向き合いながら環境保護に取り組んでいってください。
皆さんの探究心と努力が、自然を守る大切な力となっています。
これからの活動も楽しみですし、応援しています!^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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